ホームページ付録   曽我歯科写真館バックナンバー

これまでに掲載した写真です バックナンバー一覧へ戻る

伊庭の坂下し         2002.5.4〜2002.5.25掲載
伊庭の坂下し
 「伊庭の坂下し(いばのさかくだし)」は、能登川町伊庭にある繖山(きぬがさやま)で毎年行われる800年以上の歴史を持つ奇祭です。3基の神輿を、高度170mにある山腹の神社から地上の大鳥居まで100名程の若衆が約3時間かけて引きずり下ろします。
 山道の途中には人が降りるのもためらわれる程の
急な崖がいくつかありますが、若衆たちはここを果敢にも神輿もろとも滑り下ります。この日は途中から雨が降り出し、足元が大変滑りやすく、事故(年によってはケガ人や亡くなる人もでるようです)が心配されましたが、無事3基とも大鳥居まで辿り着きました。

 かっこ悪い話ですが、私はぬかるんだ急勾配の山道で、カメラを持ったまま滑り落ちてしまい、カメラを泥だらけにしてしまいました。
 
      2002年5月4日  院長撮影

えっ! この崖を!!
急な崖
 この崖の高さから若衆たちは神輿もろとも滑り下りるのです。かなり無茶なことをするものです。まさに命がけの祭りです。
 隣で見物していた男性が崖と神輿を見上げながら、「伊庭に生まれなくて良かった」とつぶやいているのを聞き、私も心の中で頷いてしまいました。

バックナンバー一覧へ戻る